楽しかったことだけ思い出そう

親の介護

親に対して、あの時、ああしてくれればよかったのに、とか、あれはひどかったよな、とか。文句は出てくる。でも、介護している時は、楽しかったことだけ思い出そう。

やさしかったお母さんの思い出、おなかを抱えて笑いあった失敗談、感動して泣きそうになった家族の出来事…なんとか思い出そう。そんなこと、思いつかないと思うかもしれい。でも、ゆっくり、静かに思い出せば、出てくるはず。

今更文句言ったって、始まらない。親の教育方針や価値観、子供は従うしかなかった。昭和は、親が養っているのだから、成人するまでは、親に従うしかないというのが常識だった。文句あるんだったら、ご飯たべさせないとか、言われていた。

そう、ちゃんとご飯は食べさせてくれた。それだけで感謝。それ以上を望んでも仕方がない。

記憶が曖昧になってきた母と、楽しかった思い出話をすると、お互い幸せになれる。幸せだった時間を思い出し、また味わうことは、何回でもできる。

鹿の親子

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