親の愚痴の聞き方

鹿の親子 親の介護

母の愚痴は、たまに会いに行った娘が聞き役になる。どうにもならない家族間のいざこざ、嫁の悪口、延々と聞かされる羽目になる。誰かに話せば、母は楽になる、スッキリする。でも、聞かされる側は、滅茶苦茶ストレス。

とにかく右から左へ流して、適切に相槌を打って、聞く。お母さんのその考え方、変なんじゃないの、視点を変えてみたら、なんて、言いたいけれど言えない。理屈が通らない世界に入ってしまっている。 母親は、かつての話相手から、話を聞いてあげなければならない人に変わってしまったのだから。

マーガレットの花畑

今だから言える事は、良い聞き役を演じればよかったのにということ。

目を合わせて、聞いてあげる。そうだったの、大変だったねと頷いてあげる。手を握ってあげる。肩を抱いてあげる。良い聞き役になってあげることは出来たはず。言っていることが理解不能でも。それが、自分の親だと難しい。でも、役目と割り切って、役を演じきれば良かった…

夕焼け空を見つめる犬親子

やりきれない感情や寂しさが愚痴となって溢れ出ていたのだと、今だから思い当たる。仕方がなかったんだと思える。

対策としては、自分が疲れているときは、勘弁してほしい、無理となるから、自分の体調を整えていくべき。

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